換気方式には、第1種換気方式、第2種換気方式、第3種換気方式の3種類があります。
住宅で多く使われるのは、第1種と第3種ですが第2種はどういったものなのでしょうか?
そこで今回は、第2種換気方式のメリットとデメリットについてご紹介します。
▼第2種換気方式とは
第2種換気方式は、外の空気を室内に取り込み、排気口から室内の空気を排出させる方式です。
外の空気を機械を使って取り込むので、室内の空気は外に押し出され正圧状態を保ちます。
室内から外への空気の流れを作れるので、送風部以外からの空気に含まれる有害物質を除去することができます。
■メリット
第2種換気方式は、正圧状態を保てるため新鮮な空気を取り入れられます。
綺麗な空気を室内に取り込めるので、清潔な空間を保つことができます。
空気は体の中に入るものなので、健康にも良いといえます。
■デメリット
正圧状態を保てるのはメリットですが、木造住宅の場合はデメリットとなります。
室内の湿度や汚れた空気が壁や屋根裏に入り込んでしまい、湿気を含む空気が一気に冷やされるため結露を起こしてしまいます。
実際に木造住宅では、ほとんど第2種換気方式は使われません。
▼まとめ
今回は、第2種換気方式のメリットとデメリットについてご紹介しました。
第2種換気方式は住宅に使われることは少ないですが、参考のためにぜひ覚えておいてくださいね。
また当社は、換気設備工事を承っている会社です。
換気設備工事の依頼をお考えの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。