屋内の空調や排煙、換気などのために必要不可欠な「ダクト」ですが、あまり目立つものではありませんので、どのように工事を行っているのかを知らない方も多いことでしょう。
そこで今回は、ダクト工事に必要な「工具」についてのお話をしていきたいと思います。
ダクト工事への興味、関心を深めるための参考にしてくださいね。
▼ダクト工事とは
ダクト工事とは、言葉のとおり「ダクト(配管)を設置する工事」です。
配管を取り付けていくだけなので一見簡単そうに見えるのですが、ダクトに不具合があると室内の空調や排煙機能が正常に働かず、場合によっては人の健康や命に関わることもあります。
小さなミスも許されませんから、現場では非常に緻密な工事が行われるんですよ。
■どんな工具が必要?
ダクト工事に使用される工具には、主に以下のようなものがあります。
・スケール
・ドライバー
・モンキーレンチ
・水平器
・プライヤー
・カッター
・バンドラチェット
これらの工具は、ダクト工事を行う職人なら常に持ち歩いているものです。
ウエストポーチのような道具袋に入れて携帯することが多いため、職人たちの間では「腰道具」とも呼ばれています。
株式会社 共和電設でも、熟練の職人がそれぞれ自前の工具を駆使して、日々ダクト工事を行っています。
■工事を観察してみよう
もしダクト工事の現場を見かけたら、ぜひ少し観察してみてください。
上記の腰道具をどのように使っているかがわかるだけでなく、職人の熱意や技術の高さもきっと伝わると思いますよ。
▼まとめ
ダクト工事に使う工具ひとつひとつは、さほど特殊なものではありません。
しかし職人の技術が加わることによって、ダクトを安全に、高い完成度で仕上げることができます。
色々な技術や想いが詰まったダクトを、ぜひ大切に使っていってくださいね。